東京新聞 2017-6-10 夕刊:短歌月評「二つの違和」 「東京新聞」2017年6月10日の夕刊に短歌月評を書いています。 今回は「二つの違和」と題しまして、結社誌「塔」で連載されている西之原一貴さんの「育メン通信」、「現代短歌新聞」5月号の染野太朗さんによる「「イクメン」を超… もっと見る
砂子屋書房 日々のクオリア(2017.5.3〜5.31) 砂子屋書房の一首鑑賞コーナー「日々のクオリア」5月3日から5月31日までの掲載分です。各月の名称と空模様が詠まれた歌を集めてみました。5月の歌に始まり、5月末日に6月の歌を掲載して翌日から6月…ということがしてみたく、月… もっと見る
アプリ「アルゴリズム図鑑」の書籍化 昨年、デザインを担当したアプリ「アルゴリズム図鑑」が翔泳社にて書籍化されることになりました。 書籍名は『アルゴリズム図鑑 絵で見てわかる26のアルゴリズム』で、執筆は京都大学の宮崎修一先生と、アプリの企画・プログラムを担… もっと見る
短歌研究 2017-6:寺山とソレル 2017年5月20日発売の「短歌研究」6月号の特集「「寺山修司の手紙」を読む」に、 「寺山とソレル」と題した文章を寄せています。 「短歌研究」5月号で公開された、寺山修司から中井英夫に宛てた手紙に記載されていたジュリアン… もっと見る
客席のない舞台 ――石川美南の空想力 わたしなら必ず書いた、芳一よおまへの耳にぴつたりの話 『離れ島』 石川美南から一首を引くのは難しい。例えば『裏島』から「異界より取り寄せたきは氷いちご氷いかづち氷よいづこ」を引くとする。あまりの暑さに天変を呼ぶほどかき… もっと見る
「力」という一字の行方 ――『菱川善夫歌集』を読む 怪・神・乱孔子はとかず而もなほ論語一巻の価値動くなし 菱川善夫の公演記録集『素手でつかむ火』を手にしたのは学生時代だった。時代と斬り結ぶことから逃げる歌を、菱川は容赦なく斬ったが、その宝刀として塚本邦雄の歌を抜くさまには… もっと見る