短歌結社・同人誌などの状況(1980年,2012年の比較) 毎年12月に発行される角川の短歌年鑑に「全国結社・歌人団体 住所録・動向」が付されています。誌名・所在地・電話番号などの基本情報はもちろんのこと、ここ数年は、出詠者数・結社形態などの項目が足されるようになりました。 新し… もっと見る
歌集『鈴を産むひばり』(Amazon Kindle版) 歌集『鈴を産むひばり』がAmazon Kindle向けの電子書籍になりました。Amazon にてご購入いただけます。 2月10日17時ごろまでは無料で配布しています。歌集ははじめてという方も、電子書籍ははじめてという方も… もっと見る
2012年の振り返り ● 短歌についての文章、座談会の増加 昨年は座談会やトークイベントが多かった一年でした。 震災特集 二世代座談会 「3.11以後、歌人は何を考えてきたか」 (角川短歌 2012-3) トークイベント”.DOC… もっと見る
実体と名称との隙間 ――今野寿美歌集『かへり水』評 『かへり水』は日常を中心に、競走馬への想い、春日井建のへ挽歌、ハワイでの滞在など、多岐に取材した第八歌集である。言葉に対する鋭敏な感覚を心地良い韻律にのせるのが、今野作品の特徴であるが、その点についてはこれまでの歌集評に… もっと見る
心地のよい恥ずかしさ ――映画『乱反射』を観て 『現代短歌の全景』(一九九五年/河出書房新社)に納められた座談会「明日の歌を考える」で、司会の小池光が短歌について次のように述べている。 誰もつくっている人はいないし、とても友達に言えないし、恥にまみれた古臭い傷だらけの… もっと見る
真に筒抜く ――書評:『永田和宏』 もう五年以上前のことだろうか。私が所属していた京大短歌会で「永田家は歌壇の磯野家である」ということを耳にしたことがある。歌人と短歌に囲まれた生活のなかで、互いの作品に登場し、生活の様子が筒抜けである様を「サザエさん」の磯… もっと見る