京大短歌16号

京大短歌16号がでました。前号がたしか2005年の春ですから、5年ぶりになります。短歌15首と、卒業旅行で一ヶ月旅行したタイについてのミニエッセイを寄せています。

tankaful.net で短歌同人誌などの記録をするようになってから感じているのですが、何かが定期的に発行されるということは、それ自体非常に価値があることです。理由はうまく言えないのですが、「発行」という一回性の行為にはその参加者の意思が強くあらわれるものですが、「継続」にあらわれるのは場の意思のようなものだと思います。そのふたつが合わさった「継続的な発行」にだけ立ち上がってくるものを、何と呼んでよいのかわかりませんが、とてもかけがえのないもののように感じています。

大学短歌会は人の出入りが激しく、人数も増えたり減ったりするものですが、定期的な発行に期待しています。