- 『処女歌集の風景 ―戦後派歌人の総展望』(1987年)
- 『第一歌集の世界 ―青春歌のかがやき』(1989年)
- 『私の第一歌集(上・下)』(1992年)
- 『現代の第一歌集 ―次代の群像』(1993年)
- 『現代短歌の新しい風』(1995年)
前回もとりあげた上記の歌集について、初版発行部数を集計してグラフにしてみました。(『現代短歌の新しい風』には、第一歌集ではないものも数冊含まれているようですが、含めて集計しています)
発行数が500冊の歌集が多いですが、初版発行8,000冊の『サラダ記念日』(俵万智)など、1,500冊以上の発行部数を誇る歌集が存在しているため、全体平均は608冊となっています。ただし、アンケート内に500冊では少なかったという記述もみられることもあり(川野里子)、現代では600冊の発行でも、少ないことはあっても多すぎることはなさそうです。